くしゃみをした瞬間、ちょっとだけ漏れてしまった…。そんな経験、ありませんか?
実はこれ、40〜50代の女性にとても多い、身近な悩みです。誰にも言えずに一人で我慢している方も少なくありません。今日は、その原因と、椅子に座ったままできる「骨盤底筋(こつばんていきん)」を鍛える運動を3つご紹介します。
① なぜ40〜50代になると尿もれが増えるのか
骨盤底筋は、骨盤の底で膀胱や子宮を下から支えている筋肉です。ちょうど、内臓を支える「ハンモック」のような役割をしています。
出産や加齢で少しずつゆるんでいく
出産を経験すると、骨盤底筋は大きく引き伸ばされます。さらに年齢を重ねると、体の他の筋肉と同じように、この筋肉も少しずつ弱くなっていきます。
座りっぱなしの生活で、使う機会が減っている
骨盤底筋は、意識しないとほとんど動かすことがない筋肉です。デスクワークが多い方ほど、力を入れる機会がさらに減ってしまいます。
更年期のホルモン変化も関係している
女性ホルモンには、骨盤底筋を含む筋肉や粘膜のハリを保つ働きがあります。40〜50代でホルモンの分泌が変化すると、骨盤底筋もゆるみやすくなります。
くしゃみや咳で漏れるのは「腹圧性」というよくあるタイプ
お腹に力が入った瞬間に漏れてしまうのは、多くの方に見られるタイプです。「自分だけ」と思わなくて大丈夫です。※症状の程度には個人差があります。
② そのままにしておくとどうなるか
「年のせいだから仕方ない」と諦めていませんか?実はそこに、もったいない誤解が隠れています。
外出や運動が不安になり、行動範囲が狭まる
「くしゃみをしたら漏れるかも」という不安から、旅行や運動、人との集まりを避けてしまう方もいます。楽しみの選択肢が減ってしまうのはとても残念なことです。
恥ずかしさから、一人で抱え込みやすい
デリケートな悩みだからこそ、家族にも友人にも相談しづらいもの。一人で我慢し続けている方は、実はとても多いのです。
何もしないと、少しずつ進行することもある
骨盤底筋は、放っておいても自然には鍛えられません。気になる症状が強い場合は、我慢せず婦人科や泌尿器科に相談するのも一つの選択肢です。
③ 椅子に座ってできる骨盤底筋トレーニング3つ
骨盤底筋は体の内側にある筋肉なので、大きな動きは必要ありません。椅子があれば、どこでも始められます。
運動1:座ってキュッと締める(5秒キープ×10回)
椅子に浅く座り、背筋を伸ばします。おしっこを我慢するときのように、下腹部の奥をキュッと締めて5秒キープ。ゆっくり力を抜きましょう。
運動2:仰向けヒップリフト(8回×2セット)
仰向けに寝て両膝を立てます。骨盤底筋を締めながら、お尻をゆっくり持ち上げて、ゆっくり下ろします。締める感覚を意識しながら行うのがポイントです。
運動3:呼吸に合わせて締める(1日数回、いつでもOK)
息を吐きながら骨盤底筋を締め、息を吸いながら緩めます。信号待ちやテレビを見ているときなど、すきま時間にできる手軽な方法です。
④ 効果を高める続け方のコツ
骨盤底筋は、内側の筋肉だからこそ、続け方に少しコツがあります。
周りから見えないので、どこでもできる
電車の中や会議中でも、外からは全く分かりません。「今日はできなかった」を減らせるのが、この運動の大きな利点です。
強く締めるより、正確に締めることが大切
お腹や太ももに力が入ってしまうと、骨盤底筋がうまく使えていないサインです。下腹部の奥だけに意識を向けてみましょう。
効果を感じるまで、2〜3ヶ月は気長に
骨盤底筋も他の筋肉と同じで、すぐには変化を感じにくいものです。毎日少しずつ、焦らず続けることが何よりの近道です。
⑤ まとめ
- 尿もれは40〜50代の女性に多い、身近な体の変化のひとつ
- 骨盤底筋は椅子に座ったまま、道具なしで鍛えられる
- 強さより正確さを意識して、2〜3ヶ月気長に続けるのがコツ
骨盤底筋のお悩みは、多くの方が抱えているとてもよくある変化です。BLANCO FITNESSでは、体験トレーニングの中で、お一人おひとりの体力やお悩みに合わせたメニューをご提案しています。「一人で悩んでいた」という方も、ぜひ安心してご相談ください。
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