朝、体がこわばって動きにくい…40〜50代の関節のこわばりを防ぐ3つの習慣

朝、布団の中で足首を回してストレッチする40代女性のイメージ

朝、目が覚めても、しばらく体がこわばって、すぐには動き出せない…そんなことはありませんか?
「歳のせいだから仕方ない」と諦めていませんか。実はこのこわばり、原因を知って少し体を動かすだけで、かなりラクにできます。今日は、40〜50代に関節のこわばりが増える理由と、布団の中からできる3つの習慣をお伝えします。

① なぜ40〜50代から朝の関節のこわばりが増えるのか

関節の中には、動きをなめらかにする「潤滑油」のような液体があります。若いころは寝ている間もこの潤滑油がしっかり働いていますが、40代を過ぎるころから、少しずつ量や働きが落ちていきます。

寝ている間、関節はほとんど動いていない

寝ている6〜8時間、私たちの関節はほとんど動きません。潤滑油がうまく行き渡らないまま長時間じっとしていると、朝起きたときに関節が「油の切れた蝶番」のような状態になり、こわばりを感じやすくなります。

筋肉量の低下が関節への負担を増やす

関節のまわりの筋肉は、関節を支えるクッションのような役割もしています。40代以降、筋肉量は自然に減っていくため、同じ関節でも受ける負担が大きくなり、こわばりや違和感につながりやすくなります。

更年期によるホルモンの変化も関係している

女性の場合、更年期にさしかかると女性ホルモンの分泌が減り、関節や腱の柔らかさを保つ働きも弱まりやすくなります。「最近、朝の動き出しが辛い」と感じる方が増えるのは、こうした体の自然な変化が背景にあるのです。

特にこわばりを感じやすい部位

中でも感じやすいのが、手の指・肩・膝まわりです。手は細かい関節が多く潤滑油の巡りが滞りやすい場所、肩と膝は体重や動作の負担を日々受け続けている場所だからです。「朝はペットボトルの蓋が開けにくい」というのも、よくあるサインの1つです。※感じ方や場所には個人差があります。

② こわばりを放っておくとどうなるか

「そのうち動けば治るから」と放っておくと、実は少しずつ体を動かすことそのものが億劫になっていきます。

動かないことで、さらにこわばりやすくなる

こわばりがつらいからと動かす機会を減らすと、関節まわりの筋肉はますます衰え、潤滑油の巡りもさらに悪くなります。「動かない→こわばる→もっと動かなくなる」という、静かな悪循環に入ってしまうのです。

階段や立ち上がりで「あれ?」が増える

たとえば、階段の一段目を上がるときに膝がスムーズに曲がらない、床から立ち上がるときに手をつかないと辛い…こうした小さな「あれ?」が、日常のいろいろな場面で増えてきます。※感じ方には個人差があります。

「動くのが億劫」が気持ちの面にも影響する

体がこわばっていると、外出や運動そのものが「面倒だな」と感じやすくなります。これは気合いの問題ではなく、体が発しているサインです。早いうちに気づいて、少しずつケアを始めることが、動く気持ちを保つことにもつながります。

③ 今日からできる3つの習慣

特別な運動をする必要はありません。布団の中や朝の数分でできる、3つの習慣をご紹介します。

習慣1:布団の中で「足首グルグル」30秒

目が覚めたら、起き上がる前に仰向けのまま、両足首を大きくゆっくり回します。左右10回ずつが目安です。足先の小さな動きが、全身の血の巡りを起こすスイッチになります。

習慣2:手足を「グーパー」と開いて閉じる

手のひらと足の指を、思いきり握って(グー)、思いきり開く(パー)。これを10回ほど繰り返します。指先の関節を動かすことで、体全体に「そろそろ起きるよ」という合図を送ることができます。

習慣3:起きたら肩甲骨を大きく回す

ベッドから出たら、両手を肩に置き、ひじで大きな円を描くように肩甲骨を前後に5回ずつ回しましょう。上半身のこわばりがゆるみ、背すじも伸びやすくなります。

④ 習慣を続けるちょっとしたコツ

3つとも完璧にやろうとすると、かえって続かなくなってしまいます。長く続けるための、小さなコツをお伝えします。

まずは1つだけ選んでみる

「足首グルグル」だけでもかまいません。1つの習慣が体になじんでから、次を増やしていくくらいがちょうどよいペースです。

「痛気持ちいい」を超えない

関節を動かすときは、あくまで気持ちよく感じる範囲までにとどめましょう。痛みを感じるほど無理に動かす必要はありません。強い痛みが続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

⑤ まとめ

  • 朝のこわばりは、加齢による潤滑油の減少や筋肉量の低下、ホルモンの変化が背景にある自然な変化
  • 放っておくと「動かない→こわばる」の悪循環に入りやすいため、早めのケアが大切
  • 布団の中の「足首グルグル」など、小さな習慣を1つから始めるのが続けるコツ

朝のこわばりは、多くの方が感じている自然な体の変化です。BLANCO FITNESSでは、関節に負担をかけずに動ける体を、一人ひとりの体の状態に合わせてつくっていきます。「最近、朝の動き出しが辛い」と感じている方は、ぜひ一度体験トレーニングにお越しください。

関節に負担をかけない体づくりを一緒に

BLANCO FITNESSでは、体験トレーニングの中で、今の体の状態を丁寧に確認しながら、無理なく動ける体づくりをご提案しています。運動がはじめての方も安心してお越しください。

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土士田康平(BLANCO FITNESS代表トレーナー・NSCA-CPT)

この記事の執筆・監修

土士田 康平BLANCO FITNESS 代表トレーナー

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。ベストボディジャパン関東大会出場。立川で開業5年・指導実績100名超、トレーナー養成の専門学校講師も務める。

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