「最近、ちょっとした段差でつまずきやすくなった」
「健康診断で骨の数値を指摘された」
そんな経験はありませんか?
骨は筋肉と違って、弱くなっていても自分では気づきにくい場所です。今日は、40〜50代から特に注意したい「骨の健康」について、理由とできることをやさしくお伝えします。
① なぜ40〜50代から骨が弱くなりやすいの?
骨は一度作られたら変化しない、と思われがちですが、実は毎日少しずつ「壊される」と「作られる」を繰り返しています。
若いころは「作られる量」が「壊される量」を上回っていますが、年齢を重ねると、このバランスが崩れやすくなります。特に女性の場合、女性ホルモンが骨を守る働きをしているため、更年期(閉経の前後)でホルモンが減ると、骨が弱くなるスピードが一気に早まることがあります。
骨は「静かに」弱くなる
骨が弱くなっていく過程には、痛みなどのわかりやすい症状がほとんどありません。そのため「気づいたら骨折していた」というケースも少なくないのです。だからこそ、症状が出る前から予防しておくことが、とても大切になります。
② 骨が弱いまま放っておくとどうなる?
骨が弱くなると、ちょっとした転倒や、くしゃみのような小さな衝撃でも骨折しやすくなります。たとえば、手首・背骨・足の付け根の骨折は、骨が弱くなった方によく見られます。
- 背骨が弱くなると、身長が縮んだり、背中が丸くなったりすることがある
- 足の付け根を骨折すると、長期間の入院や、その後の生活に影響が出やすい
- 一度骨折すると、再び骨折しやすくなることが知られている
※骨の状態には個人差があります。気になる症状がある方は、医療機関での検査をおすすめします。
③ 今日からできる「骨を守る」3つの習慣
習慣1:カルシウムとビタミンDを一緒に摂る
カルシウムは骨の材料、ビタミンDはカルシウムを体に吸収させる手助けをします。牛乳・小魚・豆腐などのカルシウムに加えて、鮭やきのこ類などビタミンDを含む食材を組み合わせると、より効果的です。
習慣2:「体重がかかる運動」を取り入れる
骨は、重さや衝撃がかかるほど「もっと強くならないと」と反応する性質があります。水泳のような浮力のある運動だけでなく、ウォーキングやその場でのかかと上げ下げなど、体重を支える運動を週に数回取り入れてみましょう。
習慣3:1日15分、日光を浴びる
ビタミンDは、日光を浴びることで体の中でも作られます。日焼けが気になる方は、長袖のまま外を歩くだけでも十分です。お昼の散歩を、骨のためのちょっとした習慣にしてみてください。
④ まとめ
- 骨は40〜50代、特に更年期の前後から弱くなりやすい
- 骨が弱くなっても痛みなどの自覚症状が出にくいため、予防が大切
- カルシウム+ビタミンDの食事、体重を支える運動、日光浴の3つを意識する
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