孫を抱っこすると腕が震えていた54歳が、楽々抱っこできるまで

孫を抱っこする50代女性のイメージ

「孫を抱っこしてあげたいのに、30秒も経たないうちに腕がプルプルしてくる」
「『重いから下ろすね』と、自分から言うのがつらい」
そんな覚えはありませんか?
今日は、孫を抱っこすると腕が震えていた54歳のお客様が、3ヶ月で「もっと抱っこして」に応えられる腕を取り戻すまでの話と、その理由、今日からできる練習法をお伝えします。※内容はご本人の同意のもと、プライバシーに配慮して再構成しています。

① 「重いから下ろすね」が口グセになっていませんか?

Yさん(54歳・パート勤務)が体験トレーニングにいらしたきっかけは、こんな一言でした。「孫を抱っこするたびに、腕が震えて、すぐ下ろしたくなるんです」。

本人も気づかなかった小さな変化

2歳のお孫さんは「もっと抱っこして」とせがんでくるそうです。ですがYさんは30秒ほど抱き上げただけで腕がプルプルしてしまい、「重いから下ろすね」と言うのが定番になっていました。本人は「まさかこんなに早く疲れるとは」と驚いていたそうです。

買い物袋や布団も、同じことが起きている

よく思い出してみると、Yさんはスーパーの買い物袋を持つときも「両手に分けないと腕がつらい」状態でした。布団の上げ下ろしも、最近は肩に力が入らず苦労していたそうです。「抱っこがつらい」というのは、実は毎日の当たり前の動作にも静かに表れているサインなのです。

② なぜ抱っこが急につらくなるのか

抱っこがつらくなる理由は、単純な「筋力不足」だけではありません。3つの要因が重なって起こります。

理由1:二の腕と肩まわりの筋肉が落ちている

子どもを抱き上げる動作は、二の腕(上腕二頭筋)と肩まわりの筋肉を同時に使います。家事や仕事で腕を「持ち上げ続ける」動きは意外と少なく、使う機会が減るほど筋肉は静かに弱くなっていきます。

理由2:背中で支える力が弱くなっている

実は抱っこを支えているのは腕だけではなく、背中の筋肉(広背筋という筋肉)です。姿勢が丸まっていると、この背中の筋肉がうまく働かず、結果として腕だけに負担が集中してしまいます。Yさんも「猫背気味」だと自覚していました。

理由3:体幹が不安定でグラつきやすい

子どもを片腕で抱えたまま体を支えるには、お腹まわりの筋肉(体幹)で上半身をまっすぐ保つ必要があります。ここが弱いと、重さを腕だけで受け止めることになり、余計に疲れやすくなります。※体感や進み方には個人差があります。

3つが重なって、はじめて「プルプル」が起きる

大切なのは、この3つはどれか1つだけが原因ではなく、少しずつ重なって「抱っこがつらい」という結果につながっている、という点です。Yさんの場合も、二の腕・背中・体幹、この3つがそれぞれ少しずつ弱まっていました。

③ 3ヶ月で起きた変化

Yさんには、週2回のトレーニングの中で、腕・背中・体幹をバランスよく使う種目を少しずつ取り入れていきました。

1ヶ月目:軽い重さで正しいフォームづくり

最初は軽いダンベルを使い、腕だけでなく背中も一緒に使う引く動作から始めました。「腕だけでやっていたことに気づいた」とYさんは話していました。

2ヶ月目:買い物袋がラクになった

2ヶ月が経つ頃には、片手で買い物袋を持っても腕がプルプルしなくなったそうです。「気づいたら両手に分けなくても平気だった」と、日常の中で最初の変化を実感していました。

3ヶ月目:孫を抱っこしたまま歩けるように

3ヶ月目には、お孫さんを抱っこしたまま部屋の中を歩けるようになり、「もっと抱っこして」に応えられる時間が長くなったそうです。「腕の震えを気にせず、孫の顔を見ていられるようになったのが一番うれしい」と話してくれました。

体重や見た目の変化ではなく、「大切な人との時間が変わった」というのが、この3ヶ月の一番の成果でした。

④ 今日からできる「抱っこ力」練習法

Yさんが最初にやった練習は、特別な道具がなくても、ペットボトルさえあれば自宅ですぐに始められるものです。

ステップ1:ペットボトルで腕上げ運動

500mlのペットボトルを両手に持ち、ひじを曲げたまま腕を体の前でゆっくり10回上げ下げします。二の腕がじんわり疲れる感覚があれば、正しく効いている証拠です。

ステップ2:椅子に座ったまま背中を寄せる

椅子に座り、両ひじを軽く曲げたまま、肩甲骨(けんこうこつ・肩の後ろにある骨)を中央に寄せるように腕を後ろに引きます。10回×2セットで、抱っこを支える背中の筋肉が目覚めてきます。

ステップ3:壁を使った体幹キープ

壁に背中をつけて立ち、お腹に軽く力を入れたまま10秒キープ。これを3回繰り返すだけで、上半身をまっすぐ支える力がつきやすくなります。

※腕や肩に痛みがある方、持病のある方は無理をせず、不安がある場合はかかりつけの先生にご相談ください。

⑤ まとめ

  • 抱っこがつらくなるのは、二の腕・背中・体幹の3つの力が少しずつ弱まって起こるサイン
  • 買い物袋や布団の上げ下ろしなど、日常の動作にも同じサインが表れやすい
  • ペットボトルを使った腕上げ運動から始めれば、3ヶ月ほどで大切な人との時間が変わっていく

抱っこができるかどうかは、体重や見た目のように数字で見えるものではありません。だからこそ、気づいたときには「あれ、いつのまに」と感じることが多いのです。BLANCO FITNESSでは、体験トレーニングの中で腕・背中・体幹の状態を一緒に確認しています。「孫を抱っこするとすぐ疲れる」「買い物袋がつらい」と感じている方は、ぜひ一度お試しください。

あなたの「抱っこ力」、その場で確認できます

BLANCO FITNESSでは、体験トレーニングの中で腕・背中・体幹の使い方をチェックしています。どこの筋肉が弱くなっているのか、わかりやすい言葉でお伝えします。運動がはじめての方も安心してお越しください。

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土士田康平(BLANCO FITNESS代表トレーナー・NSCA-CPT)

この記事の執筆・監修

土士田 康平BLANCO FITNESS 代表トレーナー

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。ベストボディジャパン関東大会出場。立川で開業5年・指導実績100名超、トレーナー養成の専門学校講師も務める。

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