「梅雨になると体がなんとなくだるい」
「雨の日は外に出る気になれなくて、気づいたら1週間ほぼ動いていなかった」
「ジムに行けない日が続いて、体がガチガチになってきた気がする」
そんなお悩み、ありませんか?
梅雨の時期は、気圧の変化や湿気の影響で体がだるくなりやすく、気分も上がりにくくなる方が多いです。
でも、そんな日でも「10分だけ体を動かす」だけで、体の重さや張りがずいぶん楽になります。
この記事では、器具なし・狭いスペースでできる全身ほぐし10分ルーティンを、動作ごとにわかりやすくご紹介します。
① 梅雨になると体がだるくなる理由
「雨の日は体が重い」という感覚は、気のせいではありません。
梅雨の時期に体調が崩れやすくなる理由は、大きく2つあります。
理由1:気圧の変化が自律神経を乱す
天気が悪くなる前後、気圧(空気の重さ)は大きく変化します。
人間の体はこの変化をとても敏感に感じ取っています。
気圧が下がると、体を「休め」モードにする神経(副交感神経)が強く働きます。
その結果、だるさ・眠気・頭が重い感じ・気分の落ち込みが起きやすくなります。
これは意志力の問題ではなく、体が気圧の変化に反応しているためです。
特に40〜50代は、女性ホルモンの変化で自律神経が乱れやすくなっているため、影響を受けやすい方が多いです。
※個人差があります。
理由2:動かない時間が続くと体が固まる
雨の日が続くと、外に出る機会が減り、歩く量がぐっと減ります。
体はほとんどの時間、椅子に座るか横になるかという状態になりがちです。
人間の体は、動かすことで血液が全身に届き、老廃物(体の中のゴミ)が排出されます。
動かない時間が長いと、血液の流れが滞り、筋肉が固まり、むくみや重だるさが出やすくなります。
「何もしていないのに疲れた感じがする」のは、実は「動かなかったから」が原因であることも多いです。
【梅雨に体がだるくなる2つの理由】
① 気圧の変化が自律神経を乱し、だるさ・眠気が出やすくなる
② 動く機会が減って血流が滞り、体が固まってむくみや重だるさが起きる
② お家ルーティンを「10分だけ」にする理由
「10分なんて短すぎるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
でも、10分には大きな意味があります。
「やるかやらないか」が一番大切
ウォーキングやジムのトレーニングで得られる効果は確かに大きいです。
でも、「今日は雨だから何もしない」を繰り返す日が続くと、体はどんどん固まり、気分も落ちていきます。
反対に、たった10分でも体を動かした日は、血流が改善され、体の重さが少し取れ、気分が上向きになります。
「完璧な運動」より「10分でもやった」の積み重ねの方が、体づくりには大切なのです。
※個人差があります。
血流とリンパの流れを取り戻す
10分の「ほぐす動き」は、血液とリンパの流れを改善します。
リンパとは、体の老廃物や余分な水分を運ぶ管のことです。
リンパは自分では流れず、筋肉を動かすことで初めて流れます。
10分体を動かすだけで、むくみが取れたり、体のこわばりが楽になったりする方が多いです。
※個人差があります。
【10分ルーティンの効果】
・血流改善で体の重だるさが和らぐ
・リンパが流れてむくみが取れる
・「体を動かした」という達成感で気分が前向きになる
③ 全身ほぐし10分ルーティン(器具なし)
以下のルーティンは、ヨガマットや広いスペースは不要です。
フローリングや畳の上で、リビングにいながらできます。
時間の目安は各動作1〜2分です。
① 首のゆっくり回し(1分)
椅子か床に楽な姿勢で座ります。
首をゆっくり、右に傾けます。5秒かけてゆっくり右→後ろ→左と半円を描くように動かします。
逆方向も同じように5秒かけて動かします。
これを4セット(左右各2回)繰り返します。
ポイント:首を回すときに「グリグリ」と感じる場所は、筋肉がこっているところです。その部分でほんの少し止まって、深呼吸してから次に進みましょう。
絶対に勢いよくグルグル回さないようにしてください。ゆっくり、止まりながら動かすのが大切です。
② 肩の引き寄せ&開き(1分)
両肩をぐっと前に引き寄せ、胸の前で丸めるように3秒かけてすぼめます。
次に、肩を後ろに引いて、肩甲骨(背中の上の部分にある骨)を近づけるように3秒かけて開きます。
これを8〜10回繰り返します。
ポイント:後ろに引くとき、「肩甲骨を真ん中に寄せる」イメージを持つと背中上部の筋肉がしっかり動きます。
肩こりがひどい方は、ここで温かいタオルを首の後ろに当ててから行うとより楽になります。
③ 脇腹のびのびストレッチ(1分30秒)
椅子に座るか床に楽に座ります。
右手を頭の上に上げ、体を左にゆっくり傾けます。
右の脇腹(わき腹)が伸びているのを感じながら、15〜20秒キープします。
反対側も同じように行います。
左右を交互に2セットずつ行います。
ポイント:背中を丸めないように注意。「背骨がスーッと上に伸びながら横に倒れる」イメージで行うと、脇腹全体が気持ちよく伸びます。
※個人差があります。
④ 骨盤ゆらゆら(1分)
床に楽な姿勢で座るか、椅子に浅めに腰かけます。
骨盤(腰の骨)を前後にゆっくり傾けます。
前に傾けると腰が反り、後ろに傾けると腰が丸まります。
このゆらゆらを、ゆっくり10回繰り返します。
ポイント:腰だけで動かすより、「お腹の力で骨盤を動かす」意識を持つと腰への負担が少なくなります。
長時間座りっぱなしのあとに行うと、腰の張りが取れやすいです。
※個人差があります。
⑤ 膝の曲げ伸ばしとももの張りほぐし(1分30秒)
仰向けに寝て、両膝を立てます。
右膝を胸に近づけるように両手で抱え込み、15秒かけてゆっくりお尻に近づけます。
太もも(もも)の裏側が伸びる感覚があればOKです。
左膝も同じように行います。
左右交互に3セットずつ行います。
ポイント:勢いよく引っ張らないようにしてください。ゆっくり、呼吸をしながら行うと筋肉が緩みやすくなります。
※個人差があります。
⑥ 全身ねじりストレッチ(2分)
仰向けに寝て、両腕を肩の高さに広げます。
右膝を曲げて、体の左側にゆっくり倒します。
視線は右側に向けて、20秒かけてゆっくりキープします。
お腹・腰・背中がゆっくり伸びているのを感じましょう。
反対側も同じように行い、左右各3セット行います。
ポイント:両肩が床から離れないように注意してください。どちらかの肩が浮く場合は、膝の倒し方を浅くしましょう。
※個人差があります。
⑦ 深呼吸&全身リリース(1分)
最後に、仰向けのまま全身の力を完全に抜きます。
鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、口から8秒かけてゆっくり吐きます。
これを5回繰り返します。
ポイント:息を吐くときに「体がふわっと床に沈む」イメージを持つと、全身の緊張がほぐれやすくなります。
ルーティン後は、しばらくそのままゆっくりしていても構いません。
【全身ほぐし10分ルーティン まとめ】
① 首のゆっくり回し(1分)
② 肩の引き寄せ&開き(1分)
③ 脇腹のびのびストレッチ(1分30秒)
④ 骨盤ゆらゆら(1分)
⑤ 膝の曲げ伸ばしとももの張りほぐし(1分30秒)
⑥ 全身ねじりストレッチ(2分)
⑦ 深呼吸&全身リリース(1分)
合計約10分。すべて床かイスに座ったままできます。
④ ルーティンを続けやすくする3つの工夫
「ルーティンは覚えたけど、続けられる気がしない」という方も多いと思います。
続けるためには、少しだけ「仕掛け」を作っておくのが効果的です。
工夫1:「テレビを見ながら」始める
好きなテレビ番組や動画を見ながら、最初の①〜②だけ行います。
「ながらほぐし」から入ると、心理的なハードルがぐっと下がります。
いつの間にかルーティン全体が終わっていた、という方が多いです。
工夫2:「起きたらすぐ」か「お風呂上がり」にセットする
梅雨の朝、起き上がってすぐ布団の上でやれるものはルーティンに入れやすいです。
またお風呂上がりは体が温まっていて筋肉が伸びやすく、効果も感じやすくなります。
どちらか「毎日の行動とセット」にすることで、やり忘れが減ります。
工夫3:「今日もやった」を記録する
スマホのメモアプリやカレンダーに「○」を書くだけでも構いません。
「続いている」という実感が、次の日の行動を生みます。
3日続いたら自分を褒めてください。それが次の1週間につながります。
⑤ よくある質問
Q. 体が硬くてストレッチが痛い場合はどうすればいいですか?
A. 「気持ちいい痛さ」の範囲で行ってください。
ピリッと鋭い痛みや、しびれを感じる場合はすぐに止め、無理に伸ばさないようにしましょう。
体が硬い方は、最初は浅い範囲で行い、1週間〜2週間かけて少しずつ深く動かせるようにするのがおすすめです。
※個人差があります。
Q. このルーティンはいつやればいいですか?
A. 朝起きてすぐ・午後の気分転換・お風呂上がり、どのタイミングでも効果があります。
「食後30分以内」は消化に影響が出ることがあるので、食後すぐは避けた方が無難です。
自分がいちばん続けやすい時間帯を選んでください。
Q. 梅雨だけでなく普段も使えますか?
A. はい、このルーティンは年間を通して使えます。
特にデスクワークが続いた日・外に出られなかった日・疲れているけど少し体を動かしたい日に最適です。
「体を完全に休めるより、ゆっくり動かす方が疲れが取れる」という感覚を体験してみてください。
※個人差があります。
Q. ヨガや体操との違いは何ですか?
A. このルーティンは「ほぐす」ことに特化しています。
筋肉を鍛える動きや難しいポーズはなく、血流の改善・体のこわばりを取ることが目的です。
運動が苦手・初めてという方でも無理なく行えるように作っています。
ヨガや体操をすでに行っている方にとっては、「ウォームアップ」や「クールダウン」として活用していただけます。
まとめ
今回の記事のポイントを3つにまとめます。
- 梅雨のだるさは気圧の変化と動かない時間が原因。「10分だけ動く」だけで体の重さが変わる
- 全身ほぐし7ステップは器具なし・狭いスペースでOK。テレビを見ながら始めるのが続けるコツ
- 「今日もやった」の積み重ねが体と気分を整える。完璧な運動より、小さく毎日続ける方が大切
梅雨の間、体を完全にさぼらせないために、今日からこの10分ルーティンを試してみてください。
「雨の日でも体が軽い」を体験できると、梅雨の季節が少し楽しみになるかもしれません。
※個人差があります。
「一人では続けられない」という方へ
お家でのルーティンに慣れてきたら、次のステップとして体力づくりをしたいと思う方もいるかもしれません。
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