「ジムに行く時間がない」
「運動しようと思っても、気づいたらサボっている」
「仕事と家事でへとへとになって、夜は何もしたくない」
こんな気持ち、よくわかります。
でも、実はお家でたった5分、しかも寝る直前にベッドの上でできるエクササイズがあります。
器具もお金もいりません。着替えも不要。今夜から始められます。
今日は、立川のパーソナルトレーナーが「寝る前5分ルーティン」のやり方と、毎日続けるコツをやさしくお伝えします。
① なぜ「寝る前5分」がおすすめなのか?
「朝やろう」「通勤前にやろう」——そう決めて続かなかった方はたくさんいます。
実は、運動を習慣化するには「寝る前」が一番続けやすいのです。
その理由をご説明します。
理由1:移動ゼロ・着替えゼロで始められる
ジムに行くには、着替えて、移動して、準備して——それだけでハードルがグッと上がります。
でも「寝る前にベッドで5分」なら、パジャマのままでOKです。
移動時間ゼロ・着替えゼロ・準備ゼロ。
「始めるまでの壁」がとても低いのが、続く一番の理由です。
理由2:夜のルーティンに組み込みやすい
「歯磨きをしたら次はストレッチ」というように、すでにやっている習慣の「後に続ける」のが習慣化のコツです。
夜は「お風呂→歯磨き→スマホ→就寝」という流れが決まっている方が多いはず。
スマホを置く前に5分だけ体を動かす。
この流れに組み込むと、自然と毎日できるようになります。
理由3:眠りの質が上がる
寝る前に軽くストレッチや筋トレをすると、体がじんわりと温まります。
体温が少し上がって、その後下がっていく過程で眠気が自然に誘われます。
「布団に入ってもなかなか眠れない」という方にも、寝る前の軽い運動はとてもおすすめです。
※激しい運動は逆効果になるので、あくまで「ゆったり軽く」が大切です。
② 今夜からできる!寝る前5分エクササイズ4種目
次の4種目を順番にやるだけです。
すべてベッドや布団の上で、横になったままできます。
1種目1分、合計4〜5分。これだけでOKです。
最初は回数にこだわらず、「できる範囲でやってみる」を大切にしてください。
種目1:ヒップリフト(お尻上げ)|1分
【やり方】
① 仰向けに寝て、膝を立てる(足の裏はベッドにつける)
② 両手は体の横に置く
③ お腹に力を入れながら、お尻をゆっくり持ち上げる
④ 肩・腰・膝が一直線になったら3秒キープ
⑤ ゆっくり下ろす
これを10回繰り返す。
【ポイント】
お尻を持ち上げるとき、お尻の筋肉をギュッと締める意識を持ちましょう。
腰だけで持ち上げようとすると腰が痛くなります。
「お尻で押し上げる」感覚がコツです。
【この種目の効果】
お尻・太ももの裏・お腹の筋肉を同時に鍛えられます。
下半身の筋肉は体の中で最も大きな筋肉。
ここを使うことで体の代謝(食べたものをエネルギーに変える力)が上がりやすくなります。
※腰に痛みがある場合は無理せず中止してください。
種目2:かかと上げ(ふくらはぎ強化)|1分
【やり方】
① 仰向けに寝たまま、足を伸ばす
② かかとだけを真上に向けて持ち上げる(膝はなるべく伸ばしたまま)
③ 3秒キープしてゆっくり下ろす
これを10〜15回繰り返す。
※立った状態でかかとを上げ下げするやり方でもOKです(立てる方はこちらがより効果的)。
【ポイント】
ゆっくり・じっくり動かすことが大切です。
反動を使うとふくらはぎに効きにくくなります。
【この種目の効果】
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれます。
ふくらはぎの筋肉を動かすことで、足先の血液を心臓に押し返すポンプの働きが活発になります。
夕方の足のむくみが気になる方にも特におすすめの種目です。
種目3:ドローイン(お腹を凹ませる呼吸)|1分
【やり方】
① 仰向けに寝て、膝を軽く立てる
② 鼻から大きく息を吸い込む(お腹がふくらむのを感じる)
③ 口からゆっくり息を吐きながら、お腹をへそに向かってゆっくり凹ませる
④ お腹を凹ませたまま5〜10秒キープ(息は止めない)
⑤ ゆっくりお腹を元に戻す
これを5〜8回繰り返す。
【ポイント】
息を止めないことが大切です。
凹ませたまま「ゆっくり浅く呼吸する」のが正しいやり方です。
【この種目の効果】
お腹の一番奥にある「インナーマッスル(体の芯の筋肉)」を鍛えます。
この筋肉は、姿勢をまっすぐ保つことや、腰痛の予防にも大きく関わっています。
毎日続けると、お腹まわりが引き締まって腰が楽になってくるのを感じる方が多いです。
種目4:寝たまま全身ストレッチ|1〜2分
【やり方①:背伸びストレッチ】
① 仰向けに寝て、両手を頭の上に伸ばす
② 手のつま先から足のつま先まで、ぐーっと全身を伸ばす
③ 5〜8秒キープしてゆっくり力を抜く
これを3回繰り返す。
【やり方②:膝抱えストレッチ】
① 仰向けのまま、両膝を両手で抱えて胸に引き寄せる
② 腰がやさしく伸びるのを感じながら10〜15秒キープ
③ ゆっくり足を下ろす
これを2〜3回繰り返す。
【この種目の効果】
1日の終わりに縮んだ体をリセットします。
腰まわりの筋肉や背中の緊張がゆるみ、眠りにつきやすい体の状態を作ります。
「今日も一日お疲れ様」と体に言い聞かせるイメージで、ゆっくり伸ばしてあげてください。
③ 毎日続けるための3つのコツ
「やり方はわかった。でも続くかどうか…」
そう思う方のために、続けやすくなる3つのコツをお伝えします。
これを知っているだけで、三日坊主を防ぎやすくなります。
- 「やる時間」を決める:「歯磨きが終わったら必ずやる」というように、すでにある習慣の後にくっつけましょう。「時間があったらやる」は続きません。「○○の後は必ずやる」というルールを作るのが一番大切です
- 「完璧にやらなくていい」と決める:疲れた日は4種目のうち1種目だけでもOKです。「全部やらなきゃ」と思うと、できない日が続いたときにやめてしまいがちです。「1種目できたら合格」という緩めの基準を持ちましょう。続けること自体が一番大切です
- 好きな音楽やラジオを聴きながらやる:「エクササイズの時間=好きな音楽が聴ける時間」にすると、体を動かすことが楽しくなります。5分なんてすぐ終わります。「このプレイリストが終わるまでやる」というルーティンにしてみてください
④ 「寝る前5分」を続けると体はどう変わる?
小さな積み重ねでも、体はちゃんと変わっていきます。
目安として、こんな変化を感じる方が多いです。
※個人差があります。体の変化には時間がかかることもあります。
- 1週間後:「なんとなく体が軽い」「翌朝の目覚めが少しすっきりした」という感覚を感じ始める方が多いです。体の変化というよりも、「続けた自信」「少し動けた実感」が得られる時期です
- 1ヶ月後:ヒップリフトでお尻が少し引き締まってきた、夕方の足のむくみが以前より気にならなくなった、という変化を感じやすくなります。体がエクササイズに慣れてきて、余裕が出てきます
- 3ヶ月後:姿勢が少しよくなった、腰が楽になった、朝から体が重い感じが減ったという変化を実感される方が増えます。「寝る前5分」が完全に生活の一部になっている状態です
大切なのは、「完璧にやること」より「毎日少しでも続けること」です。
体は正直です。続けた分だけ、必ず応えてくれます。
今夜から、まず1種目だけ試してみてください。
まとめ
- 寝る前5分は「移動ゼロ・着替えゼロ・ハードルゼロ」で続けやすい
- ヒップリフト・かかと上げ・ドローイン・寝たままストレッチの4種目がおすすめ
- 「すでにある習慣の後にくっつける」「完璧にやらなくていい」の2つが継続のカギ
「毎晩5分ならできるかも」——そう思った今が始め時です。
今夜、布団の中でぜひ試してみてください。
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