「筋トレとウォーキング、両方やったほうがいいのはわかるけれど、どっちを先にやればいいの?」
「せっかく時間を作って運動しているのに、やり方が合っているか不安」
そんな風に思ったことはありませんか?
実は、同じ運動でも「順番」を変えるだけで、体に起こることが変わってきます。今日は、運動を始めたばかりの方に向けて、いちばんシンプルで失敗しない順番をご紹介します。
① そもそも筋トレと有酸素運動はどう違う?
順番の話をする前に、2つの運動がそれぞれ何をしてくれるのかを整理しておきましょう。ここがわかると、順番の理由も自然と納得できます。
筋トレ=「体の土台」を作る運動
スクワットや腕立て伏せなど、筋肉に力を入れて行う運動です。目的は、筋肉の量を保つこと・増やすことにあります。
筋肉は、じっとしている間もエネルギーを使ってくれる場所です。つまり筋肉が増えると、何もしていない時間の消費も少しずつ増えていきます。すぐに体重が減るタイプの運動ではありませんが、「痩せやすい体」の土台になります。
有酸素運動=「その場で使う」運動
ウォーキング、軽いジョギング、自転車、水泳などです。息が少し上がる程度の運動を、ある程度の時間続けます。
こちらは、やっている最中にエネルギーをどんどん使います。たとえば体重60キロの方が30分歩くと、だいたい100〜150キロカロリー前後を使う計算です。心臓や肺の元気さを保つ働きもあります。
どちらか一方では、もったいない
有酸素運動だけを続けると、体重は減っても筋肉まで一緒に減ってしまうことがあります。反対に筋トレだけでは、日々の消費量は大きくは増えません。2つを組み合わせることで、はじめてお互いの弱点を補い合えます。
② 順番で結果が変わる2つの理由
結論からお伝えすると、多くの方には「筋トレ → 有酸素運動」の順番がおすすめです。理由は2つあります。
理由1:フォームがきれいなうちに筋トレできる
これがいちばん大切な理由です。筋トレは、正しい姿勢で行えるかどうかで効果が大きく変わります。そして疲れていると、姿勢はどうしても崩れます。
たとえば、30分歩いたあとのスクワットを想像してみてください。脚がすでに疲れているので、膝が内側に入ったり、腰が丸まったりしやすくなります。これは効果が下がるだけでなく、膝や腰を痛める原因にもなります。
体力に余裕がある最初のうちに筋トレを済ませてしまう。これが、初心者の方がケガをせず続けるためのいちばんの近道です。
理由2:脂肪が使われやすい状態を作れる
筋トレをすると、体は「これから動くぞ」という準備の状態になります。この状態で有酸素運動を始めると、脂肪がエネルギーとして使われやすくなると考えられています。
ただし、この効果を過剰に期待する必要はありません。あくまでおまけ程度と考えてください。順番を守るいちばんの価値は、やはり「安全に、正しいフォームで筋トレできること」にあります。※効果の出方には個人差があります。
ちなみに、運動の前には5分ほどの準備運動を入れてください。いきなり筋トレから始めるのではなく、その場で軽く足踏みをしたり、肩をぐるぐる回したりするだけで十分です。
③ 初心者は「筋トレ → 歩く」でOK
難しく考える必要はありません。運動を始めたばかりの方は、次の形をそのまま真似していただければ大丈夫です。
今日からできる、40分の組み立て例
1. 準備運動:5分
その場で足踏み、肩回し、軽く体をひねる。体を温めるのが目的です。
2. 筋トレ:15分
スクワット10回 × 2セット、壁を使った腕立て伏せ10回 × 2セット、椅子に座ったままお腹に力を入れる運動を30秒 × 2セット。セットの間は30〜60秒休みます。
3. 有酸素運動:15分
少し早めのペースで歩きます。「軽く息が上がるけれど、人と会話はできる」くらいの速さが目安です。
4. 整理運動:5分
太ももの裏やふくらはぎを、痛くない範囲でゆっくり伸ばします。
大事なのは「筋トレの種目数」より「順番を守ること」
最初から10種目もやる必要はありません。3種目で十分です。それよりも、毎回「筋トレが先、歩くのが後」という形を守るほうが、体は確実に応えてくれます。
回数は「あと2〜3回できそう」で止める
「何回やればいいの?」と迷ったときの目安をお伝えします。10回終えた時点で、まだあと2〜3回はできそうだと感じるくらいがちょうどいい強さです。
ヘトヘトになるまで追い込む必要はありません。むしろ初心者の方は、少し物足りないくらいで終えたほうが、翌日の体が軽く、次に続けやすくなります。
頻度は週2〜3回から
筋トレをした部分の筋肉は、回復するのに1〜2日かかります。ですので、毎日行う必要はありません。「月・木」「火・金・日」のように、間を空けて週2〜3回で十分です。
歩くことだけなら、毎日行っても構いません。
④ 時間がない日・疲れている日の組み立て方
とはいえ、毎回40分の時間が取れる日ばかりではありませんよね。ここでは、現実的な対応をお伝えします。
15分しかない日は、筋トレだけでいい
時間が足りないときは、迷わず筋トレを選んでください。有酸素運動は、通勤の一駅分を歩く、階段を使うなど、生活の中でも取り返しがききます。一方、筋トレは意識して時間を作らないとできません。
体を動かす気力がない日は、歩くだけでいい
疲れている日に無理に筋トレをすると、フォームが崩れてケガにつながります。そんな日は10分の散歩だけにしましょう。「今日はゼロだった」という日を作らないことのほうが、ずっと大切です。
Q. 別々の日に分けてもいいですか?
もちろん大丈夫です。むしろ、時間が取りにくい方には分けるほうが続けやすいこともあります。「月曜は筋トレ、火曜は30分歩く」のように交互にする形でも、効果は十分に得られます。
Q. 朝と夜、どちらがいいですか?
続けやすいほうで構いません。ただし、起きてすぐの体は硬くなっています。朝に行う場合は、準備運動を少し長めに取ってあげてください。
※膝や腰に痛みがある方、持病をお持ちの方、お薬を飲んでいる方は、運動を始める前に必ずかかりつけの先生にご相談ください。
⑤ まとめ
- 順番は「筋トレ → 有酸素運動」。体力があるうちに筋トレを済ませるとフォームが崩れず、ケガも防げる
- 筋トレは体の土台づくり、有酸素運動はその場での消費。両方あってはじめて力を発揮する
- 週2〜3回・3種目からで十分。時間がない日は筋トレを、疲れた日は歩くだけを優先する
運動は、正しい順番で行うだけで、同じ時間でも結果が変わってきます。とはいえ「自分のフォームが合っているかどうか」は、ご自身ではなかなか判断がつきにくいところです。BLANCO FITNESSでは、運動がはじめての方に、その場で見てお伝えしながら進めています。「まずは正しいやり方を知りたい」という方は、体験トレーニングでお気軽にご相談ください。
正しい運動の順番を、その場でお伝えします
BLANCO FITNESSでは、運動初心者の方おひとりおひとりの体力や生活リズムに合わせて、無理のないメニューをご提案しています。「自己流のフォームで合っているか不安」という方は、まずは体験トレーニングでお気軽にご相談ください。
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