運動は朝と夜、どっちがいい?続けやすい時間帯の選び方

朝の光の中でストレッチをする女性と、夜に自宅で軽い運動をする女性を並べたイメージ

「運動するなら朝がいいって聞くけど、朝は時間がなくて…」
「夜に運動すると眠れなくなるって本当?」
そんな声をよく耳にします。
実は、運動する時間帯に「絶対の正解」はありません。
今日は、朝と夜それぞれのメリットと、初心者の方が失敗しにくい時間帯の選び方をやさしくお伝えします。

① 「朝がいい」「夜がいい」と言われる理由

ダイエットの本やSNSでは「朝運動が正解」「夜運動が正解」と、真逆の情報を目にすることがあります。実はどちらにも、それぞれ理由があります。

朝運動のいいところ

朝に体を動かすと、頭も体もすっきりした状態で一日をスタートできます。また、朝のうちに運動を済ませておくと「今日はもう終わった」という安心感があり、仕事や家事に追われて運動する時間がなくなる、という失敗を防ぎやすくなります。

夜運動のいいところ

夜は日中の活動で体温が上がっている状態のため、体が動かしやすく、朝に比べて体が硬い状態でのケガが起きにくいと言われています。また、一日の終わりに体を動かすことで、仕事や家事のストレスを発散できたと感じる方も多くいらっしゃいます。

このように、朝と夜、それぞれにメリットがあります。「絶対にこの時間帯でなければいけない」という決まりはありません。

② 実は一番大事なのは「続けられるかどうか」

朝と夜、どちらが優れているかを比べるよりも、実はもっと大切なことがあります。それは「自分の生活の中で、無理なく続けられる時間かどうか」です。

どんなに理想的な時間でも、続かなければ意味がない

「朝がいいらしいから」と早起きを頑張ってみても、数日で疲れてしまい続かなければ、体は変わっていきません。効果があるのは、続けられた運動だけです。

自分の生活リズムを振り返ってみる

朝は家族のお弁当作りや身支度でバタバタする、夜は夕食の後片付けでクタクタ、という方もいらっしゃるでしょう。まずは1週間のご自身のスケジュールを振り返り、「ここなら15分だけ確保できそう」という時間帯を見つけることから始めてみてください。

気分が乗りやすい時間帯にも個人差がある

朝から体が軽く動く「朝型」の方もいれば、夜になるほど調子が出てくる「夜型」の方もいます。周りの成功例に合わせるのではなく、ご自身が「今日はやってみようかな」と思いやすい時間帯を優先しましょう。

③ 朝に運動するときの3つの工夫

朝に運動する場合は、以下の3つを意識すると、より安全に、気持ちよく体を動かせます。

1. 起きてすぐ激しく動かない

寝ている間、体はしっかり休んでいて、筋肉や関節もまだ目覚めていません。起きてすぐに大きく体をひねったり、ジャンプしたりすると、ケガにつながりやすくなります。まずは足踏みや肩回しなど、軽い動きから体を慣らしていきましょう。

2. 水分補給を忘れない

寝ている間にも、私たちは汗をかいて水分を失っています。朝起きたら、運動の前にコップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。空腹のまま激しい運動をすると体調を崩しやすいため、軽く何か口にしてから動くと安心です。

3. 前日の睡眠時間を削らない

「朝活のために早起きしよう」と就寝時間を削ってしまっては、体の回復が追いつかず、かえって続きにくくなります。朝運動をする日は、その分いつもより少し早く布団に入ることを意識してみてください。

④ 夜に運動するときの3つの工夫

夜に運動する場合は、以下の3つのポイントを押さえておくと、睡眠への影響を抑えながら続けやすくなります。

1. 就寝の2〜3時間前までに終える

激しく体を動かすと、心拍数が上がり、体が「これから活動する状態」に切り替わります。就寝直前に運動をすると、寝つきにくさを感じる方もいるため、できれば就寝の2〜3時間前までに終えておくのがおすすめです。

2. 夕食のタイミングを調整する

お腹がいっぱいの状態での運動は、消化の負担になり苦しく感じやすいものです。反対に空腹すぎても力が入りません。夕食を軽めに済ませてから運動するか、運動後に夕食をとるか、ご自身に合うリズムを見つけてみてください。

3. 運動後は照明を落として気持ちを落ち着ける

運動を終えたら、明るい部屋でスマートフォンを見続けるのではなく、少し照明を落とし、ゆっくりストレッチをしながら気持ちを落ち着ける時間を作りましょう。心と体を「休む状態」に切り替えることで、眠りの質にもよい影響が期待できます。

※持病がある方や体調に不安がある方は、無理をせず事前に医師にご相談ください。効果の感じ方には個人差があります。

Q. 忙しくて朝も夜もまとまった時間が取れません。それでも意味はありますか?
A. もちろんです。まとまった時間が取れない日は、5分だけストレッチをする、通勤中に少し歩幅を広げて歩くなど、細切れの時間でも十分効果はあります。「今日は0分か、しっかりやるか」ではなく、「今日は5分だけ」という選択肢を持っておくと、続けやすくなります。

⑤ まとめ

  • 朝運動・夜運動には、どちらにもそれぞれのメリットがあり、絶対の正解はない
  • 一番大切なのは「自分の生活の中で無理なく続けられる時間帯」を選ぶこと
  • 朝は軽いウォーミングアップと水分補給を、夜は就寝2〜3時間前までに終えることを意識する

「どっちが正解か」で悩んで一歩を踏み出せずにいるより、「今日はこの時間ならできそう」と決めて、まずは5分だけでも体を動かしてみてください。ご自身の生活リズムに合わせた運動の取り入れ方を知りたい方は、BLANCO FITNESSの体験トレーニングでお気軽にご相談ください。

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BLANCO FITNESSでは、お仕事や家事のスケジュールに合わせて、無理なく続けられる時間帯・頻度からトレーニングをご提案しています。「自分に合った運動の時間帯がわからない」という方は、まずは体験トレーニングでお気軽にご相談ください。

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土士田康平(BLANCO FITNESS代表トレーナー・NSCA-CPT)

この記事の執筆・監修

土士田 康平BLANCO FITNESS 代表トレーナー

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。ベストボディジャパン関東大会出場。立川で開業5年・指導実績100名超、トレーナー養成の専門学校講師も務める。

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